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宝塚カラオケ店 店長逮捕は氷山の一角

  • 2007年1月31日(水)

新聞記事


 1/20に起きた宝塚カラオケ店ボックス「ビート」の火事で、昨日1/30に経営者が逮捕されました。

消 防法や条例で定められた防火対策9項目に違反したまま営業をしていた為に3名の少年が死亡、負傷者5名の犠牲者を出す 同情の余地のない悪質なケースです。

 逮捕されて当然です。悪質な違反者には1億円以下の罰金が課される法律もあるし懲役も定められています。判決を見守りましょう。

 ただ私は このニュースに「ギクリ」とする経営者が少なくないことの方が心配です。


  1. 「キャバレー・遊技場」という用途に改築しながらに規制の少ない「事務所兼倉庫」のままで届出を怠る。

  2. 窓は全部ふさがれ、階段は1箇所→避難ができない建物。

  3. 消火器は使用済みで消火器の用をなさない。

  4. 安全対策が何も施されていない。



 こんな店は他にもありませんか ?

 過去に新宿歌舞伎町の雑居ビルでクローズアップされましたが、特に窓のない店、避難が一方向にしかできない店に出入りするときには 注意が必要です。火災警報器・消火システム・誘導灯はついているか、きちんと点検をされているか、確認して安全な店を選ぶことが自己防衛の一歩です。

 「防災にお金をかけても利益を生まないから、どうせなら利益を生み出すことにお金をかけたい」ということを平気で仰る経営者は少なくありません。

 自社の施設を利用してくれるお客様の安全を守るという意識がなく、お金の勘定だけに長けた経営者が実際に店を繁盛させ、利益を出しているケースも 私の仕事場からはよく見えますが そんなことは誰にも言える訳もなく、犠牲者が出ないことを只々祈るだけです。

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